会社概要


コンセプト
利他行としての技術支援
2009年の土木学会全国大会(福岡大学)のメインテーマは「利他行の土木」でした。奈良時代の名僧、行基菩薩は全国を巡り、利他の念い(おもい)で、その土地、民に必要な土木工事を行い、民々から心からの感謝をされました。土木学会では土木の原点として、行基の利他行に学ぼうというメッセージを発したのです。

利他とはもともと仏教用語で、心においては「愛」、行いにおいては「奉仕」という菩薩の境地を表します。相手にとって良かれとの念いで行動することで自らも生かされるという、この世に平和と繁栄をもたらす究極の極意です。 私は自分の非力さを知らないわけではありませんが、志高くこの言葉を屋号とすることにしました。

1995年の兵庫県南部地震当時は橋梁用ゴム支承の開発課長をしていました。地震直後の神戸に海路から入り、想像をはるかに超える惨状を目の当たりにし、地震防災の手強さと使命感を強く心に刻みました。

その後長く免震装置の開発に従事してまいりましたが、毎年世界中で繰り返される地震災害に対し、免震だけでなく、より広い範囲で技術による地震防災に貢献できる道を求め2009年に技術士事務所を立ち上げました。
屋号に恥じないよう、顧客満足優先と的確な成果を追求することを行動指針とし、未来につながる技術支援を目指す技術士事務所です。
事務所の特徴
企業収益向上のお手伝いをいたします
大手メーカで長年に亘り新商品開発に携わってきた経験や知識と、支承便覧改訂や免震国際規格作成などの公的な基準作りに関わってきた経験や知識をベースに、さまざまな技術支援を通じて社会貢献を目指します。
専門領域は免震関連技術ですが、それにとどまらず広い領域での技術支援、マネジメント支援を行います。

長期的な不況、公共事業への逆風の中で喘ぐ諸企業の収益力向上をお手伝いします。 例えば、発信する文書の完成度や、社員のちょっとした行動や言動で損をしている企業をたくさん見て参りました。少しの改善が確実に未来を変えます。小々うるさい親爺がお助けいたします。

一つでも多くの企業が、この不況の中でも利益を上げられるように体質を変えて行くことで日本や世界の景気好転に寄与することができれば、防災レベルの向上も含め広く人類の福祉に貢献できると考えています。
会社案内
会社名 利他技術士事務所
設立 2009(平成21)年12月
代表者 須藤 千秋
所在地 〒241-0814
横浜市旭区中沢1-61-5
TEL/FAX 045(367)3664
所属団体 (社)日本技術士会
  (社)土木学会
  (社)日本免震構造協会
ホームページ http://altruism7.com
メールアドレス csudoh@altruism7.com
代表者プロフィール
氏名 須藤千秋
主な業務履歴  
1978年4月  ブリヂストンタイヤ株式会社入社
2000年~2004年  日本道路協会道路橋支承便覧分科会委員
道路橋支承便覧改訂に従事
ISO/TC45国内審議委員会委員
ISO22762(免震ゴムISO規格)作成に従事
2003年2月  株式会社ブリヂストン
土木海洋商品開発部長
2003年4月  技術士(建設部門)登録
2007年9月  株式会社ブリヂストン 免震開発部長
2009年12月  利他技術士事務所開設